大神アマテラスの製作 その一

今年の「米子工芸会展」で展示した「アマテラス」ですが、割と大きめのフィギュアでした。

製作はいつもの通り「スタイロフォーム」を芯にして、表面に「ウッディー粘土」という紙粘土を薄く塗って粘土へらで毛並みを彫刻しました。

製作は去年の9月ごろに始めたのですが、いろいろ忙しく完成できなかったので今年、やっと完成させることが出来、今年11月の「米子工芸会」にて展示できました。

今回から、このフィギュアがどんなふうに出来上がったのか製作記事をアップしてゆきます。

 

先ず、この「アマテラス」はどんなキャラクターなのか?それから紹介します。

この「アマテラス」は、プレイステーションなどのテレビゲームを製作している「カプコン」が製作した「大神」というゲームの主人公で、日本の昔話や神話などをモチーフにしたアクションアドベンチャーゲームです。

この「アマテラス」を操作していろいろな場所を探検して、魔物と戦い、謎を解き、物語を進めるというものです。

ゲームの途中で、「ヤマタのおろち」や「鬼」や「九尾狐」と戦ったりします。

その魔物たちと戦う上で、武器になるものが背中に乗せた「鏡」「刀」「まがたま」なんです。

これがゲームに登場する「鏡」を背負った「アマテラス」です。

これが、「まがたま」を身に着けた「アマテラス」。

そして、「刀」を背負った「アマテラス」です。

製作を始めたのが去年の9月ごろだったのですが、その時にはこのゲーム「大神」が、完全新作の続編ができるという事を知りませんでしたが、製作途中で「カプコン」から「大神の新作続編」ができると知りました。

それなら、なおさらこの「アマテラス」を作ってみようと思いました。

 

背中の「三種の神器」ですが、定番の「鏡」は周りから「炎」のようなものが噴出しているので、透明樹脂で作ればできるのですが、面倒だったので、一番作りやすそうな「刀」を作ることにしました。

多分、形にしたとき一番かっこ良いと思いました。

という事で、どうせ作るなら大きな方が良いと思ったので、鼻先から尻尾の先まで60センチほどあります。

先ず、50ミリの厚みのスタイロフォームを形に切り出します。

スタイロフォームの切り出しには「レイスカッター」を使います。

ニクロム線に通電して熱くなったらそこにスタイロフォームを押し当ててカットしてゆきます。

これは足のパーツです。

50ミリのスタイロフォームをレイスカッターで切り出した物です。

レイスカッターで切り出したパーツを大型のカッターで角を切り落としながら形状を整えます。

上の写真では後ろ足を発泡スチロール接着剤で張り付けて削り出しています。

アマテラス」は「白い狼」なので、基本「犬」と同じ形態と思うので、シェパードなどの大型犬の体形を参考にしています。

これに刀を、

体の大きさに合わせて作りました。

上の写真では、肩の部分や足首に「雲」の形のパーツをつけてあります。

顔のイメージを確認するため赤マジックペンで「くまどり」を書いてみました。

こんな顔ですが、口の中も作るので下あごを別パーツにします。

別パーツにして、口の内部の造形もします。

ここから「ウッディー粘土」を塗りつけて、やわらかいうちに「スパチュラ」(粘土へら)で毛並みを彫刻してゆきます。

ここからどんどん変わって行きます。

続く!